心理測定学
心理測定のしくみ(このアプリの読み方)
心理学では、目に見えない性格や価値観を、複数の質問への回答から推定します。そのとき大切なのが、同じものを安定して測れているか(信頼性)と、測りたいものを本当に測れているか(妥当性)です。
結果の読み方
このアプリは研究用・臨床用の検査ではなく、自己理解のためのツールです。母集団と比べた順位は出さず、「あなたの中でどの傾向が相対的に強いか」を中心に表示しています。1回の回答には誤差があるので、結果は点ではなく幅のある傾向として受け取ってください。
重要な研究者
Lee J. Cronbach
内的一貫性の指標 α 係数
Roderick P. McDonald
ω 係数など、テスト理論の整備
Bertram R. Forer
誰にでも当てはまる記述を「当たっている」と感じる現象(フォアラー効果)を示した
重要な概念
- 逆転項目
- 反対の意味の質問を混ぜ、何でも「はい」と答える傾向の影響を減らす工夫
- イプサティブ測定
- 順位づけや強制選択のように、個人の中での優先順位を測る方法。他人との比較には向かない
- バーナム効果
- あいまいで誰にでも当てはまる記述を、自分にぴったりだと感じてしまう傾向
論文・一次資料
- Cronbach, L. J. (1951). Coefficient alpha and the internal structure of tests. Psychometrika, 16(3), 297–334.
- Forer, B. R. (1949). The fallacy of personal validation: A classroom demonstration of gullibility. Journal of Abnormal and Social Psychology, 44(1), 118–123.
- Hicks, L. E. (1970). Some properties of ipsative, normative, and forced-choice normative measures. Psychological Bulletin, 74(3), 167–184.
文献情報は、監修者が確認・追加できるよう data/learn.ts で管理しています。